相続のことで悩んでおられる方が弁護士に相談したいと考え、インターネットで調べようと思ったとき、どのような検索ワードで検索されているでしょうか。
当職の想像ですが、「弁護士 相続に強い」とか「相続専門弁護士 ○○(地域名)」とか「相続専門 法律相談」などのワードを使って検索されているのではないでしょうか。
このようなワードでインターネットを検索すると、多数の「相続弁護士専門サイト」や「遺産相続専門サイト」や「相続専門相談サイト」などが表示されます。
このようなタイトルで表示される法律事務所は、本当に相続専門の法律事務所なのでしょうか?
試しに、表示されたwebページをクリックしてみてください。すると、確かに「そのページ」には相続や遺言のことしか書かれていません。
「取扱業務」をクリックしても、「弁護士費用」をクリックしても、相続や遺言に関連する項目しか表示されません。
しかし、そのwebページに記載されている「○○法律事務所」という名称でネット検索すると、メインの「○○法律事務所」のホームページが表示されます。
そこには、「取扱業務」として、「相続」だけではなく、「離婚・不貞問題」「交通事故」「不動産トラブル」「労働問題」「刑事事件」「破産・債務整理」「企業法務」「債権回収」など、ありとあらゆるジャンルが並んでいます。
要するに、弁護士が扱うほとんどの分野を扱っているということです。
これで、本当に「相続専門」と言えるのでしょうか?
実は、このような法律事務所は「相続専門法律事務所」とはどこにも書いていないのです。
あくまで「相続専門サイト」なのです。「そのサイト」が「相続に特化したサイト」というだけなのです。
ですから、それとは別に「○○専門サイト」があるかもしれません。
嘘はついていないのです。「複数のサイトを分野別に作りました」ということです。
上記のとおり、「相続専門サイト」が存在したからといって、その法律事務所(あるいは弁護士)が相続を専門に扱っているとは限らないのです。
心配な方は、本当に相続のみを専門に扱っているかどうかを確認されたほうがいいでしょう。
確認する方法としては、上記で述べたように、「○○法律事務所」で検索してみるのが簡便です(たいていはこの方法で分かります)。
また、直接、当該法律事務所に電話をして、「すみません。そちらは相続を専門に扱っている法律事務所ですか。」と端的に聞いてみてもいいでしょう。
さすがにこの質問に対して嘘をつくことはできませんので、「いえ、そうではありません。」という返事が返ってくると思います。
当事務所は、真に相続案件(遺言・家族信託・遺産の使い込みを含む)のみを取り扱っている法律事務所です。
「離婚の相談なんですけど・・」「交通事故の相談なんですけど・・」という電話が架かってきても「当事務所は相続案件のみを扱っておりますので」と言ってお断りしております。
当職の知る限り、関西圏で「相続専門法律事務所」は当事務所くらいしかないと思います。
なお、当職は、例外として、準備段階を含めて10年以上前より携わっている「HPVワクチン薬害訴訟全国弁護団」での活動を行っております。
この活動は、弁護士の公益活動(弁護士の公益活動とは、弁護士が専門スキルや知識を活かし、基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命として行うボランティア活動で、「プロボノ活動」とも呼ばれる)の一環として今後も継続していくつもりです。