熟慮期間を延長した上で単純承認を行った事例

熟慮期間を延長した上で単純承認を行った事例

相談内容

相談者の夫が死亡した。
被相続人は会社の代表者を務めており、不動産等の一定の資産を有していた。
他方で、多額のカードローン等の負債を有しており負債総額は不明であった。
また、被相続人名義の不動産はあるものの保有現金が少なく、
多額のカードローンを返済する資金を準備できるかについても不安があった。

受任後の経緯

相続の承認又は放棄の期間伸長手続きの申立てを行い、熟慮期間を延長し、
その間に、不動産の資産価値の調査及び信用情報機関に対する被相続人の負債の調査を行った。
その結果、プラスの遺産がマイナスの遺産を大きく上回ることが判明した。
また、熟慮期間を延長したことにより、不動産を売却して現金化する方途が見つかり、
カードローンの返済の実現可能性が高まった。
それらを総合考慮して単純承認をすることを選択し、カードローンを返済した。

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