【相続に関するFP講座】民間の医療保険

【相続に関するFP講座】民間の医療保険

民間の医療保険について

医療保険とは、病気やケガをしたときにかかる医療費の経済的な負担を軽減する制度です。

医療保険には公的医療保険と民間医療保険がありますが、本コラムでは民間の医療保険について解説いたします。

民間医療保険の特徴(主契約)

民間医療保険は、一般的に主契約と特約から成り立っています。
主契約は基本的な保障部分であり、通常、入院給付金手術給付金があります。

入院給付金

入院給付金は、病気やケガを治療する目的で入院した際に支払われる給付金で、入院した日数に応じて設定した日額給付金を受け取れるものが一般的です。

ただし、多くの商品では、1回の入院に対して給付金が支払われる日数に上限(支払限度日数)が設けられており、支払限度日数を超えた分は保障されません。
また、同一の事由で再入院した場合は、前回の退院日の翌日から180日以内の入院は1回の入院とみなされるのが一般的です。

手術給付金

手術給付金は、病気やケガを治療するための手術を受けた際に支払われる給付金で、手術の種類ごとに定められた倍率(10倍~40倍)をかけて算出するタイプと、手術内容に関わらず決まった額を受け取れるタイプがあります。

特約

特約には以下のようなものがあります(一例です)。

①がん診断給付金特約
 所定のがんと診断されたときに一時金が支払われます。

②三大疾病特約
 がん、急性心筋梗塞、脳卒中になった際に一時金が支払われます。

③通院給付金特約
 入院給付金の支払対象となる入院をして、退院後もその入院の原因となった病気やケガの治療を目的として通院したときに支払われます。

④先進医療特約
 先進医療にかかった技術料が所定の金額まで全額支払われます。

まとめ

民間の医療保険は、公的医療保険ではカバーしきれない医療費負担を補うための重要な備えです。

主契約によって入院や手術に対する基本的な保障を受けられるほか、特約を付加することで、がんや三大疾病、先進医療など、より幅広いリスクに対応できます。

契約内容や支払条件は商品ごとに異なるため、自身の生活状況や家族構成、将来の医療費リスクを考慮し、必要な保障を見極めて選ぶことが大切です。

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