平成25年7月27日、大阪弁護士会館で近畿弁護士会連合会の公害対策・環境保全委員会による夏期研修会が開催され参加しました。
今年の夏期研修会のテーマは日本林業の現状と対策です。
日本林業が抱える問題点を学び、様々な関係者のお話を聴いて理解を深め、今後の進むべき道について、素人なりに、そして、法律の専門家として、考えるのがこの研修会の目的です。
各方面の挨拶の後、それぞれの委員(弁護士)がこれまでに勉強した成果を報告いたしました。
私は、日本林業の問題点を勉強するパートでしたので、その部分を報告(発表)しました。
ゲストとして、「森林・林業再生プラン」の策定に携わられた梶山恵司(かじやまひさし)氏に参加していただき、「森林・林業再生プラン」が策定されるに至った背景などにつきご説明いただきました。
輸出主導型経済システムなどの20世紀経済モデルは限界にきていて、これからは健全な地場産業を支えるシステムが必要とのお話しが印象に残りました。
この研修会に参加して分かったことは、日本林業には多くの問題点があり、解決策は容易には見つからないということです。
それでも、参加したひとりひとりが問題意識を持つことができただけでも有意義であったと思います。