平成24年10月18日(木)、兵庫県弁護士会法教育委員会の要請で、兵庫県立宝塚北高等学校で講演をしてきました。
法教育委員会というのは、子ども達に対する法の教育を広げようという趣旨の活動をしています。
学校に講演に行くのは今回が初めてです。
講演の内容は、
①現在の仕事を選んだ理由、動機
②仕事内容、その職業に必要な資質や資格
③仕事をする中での喜び、悩み、苦しみ
④高校時代にしておくべきこと
というものでした。
対象は1年生です。2年生から文系と理系に別れるので、その選択の参考のためという趣旨のようです。
会議室で待っていると案内係の生徒が教室まで案内してくれました。
チャイムと同時に号令の係の生徒が号令をかけて、丁寧な挨拶をしてくれました。
生徒達も緊張しているようでしたが、実は、私も緊張していました。
弁護士の仕事を伝えるといっても、どういう風に言えばうまく伝わるのか、何日か前から考えましたが、うまく伝えられたかどうかは自信がありません。
一番難しかったのが、④の「高校時代にしておくべきこと」です。
弁護士を10年間やってきましたが、弁護士業にとって法律知識などが必要なのは当然なのですが、最近、特に、コミュニケーション能力が重要だと感じています。
ですので、生徒達には、「相手の考えを理解する力」と「自分の考えを相手に伝える力」をつける練習をしておくのがいいと思う、という話をしました。
生徒達は、しっかりと私の顔を見て話を聞いてくれていました。
少しでも、進路の参考になってくれたのであれば幸いです。