平成25年8月18日と19日、一泊二日で第31回インターアクト地区年次大会に参加してきました。
インターアクトというのは、このブログでときどき紹介していますが、12歳から18歳までの青少年を対象とする社会奉仕と国際理解・親善を目的とした国際ロータリーの奉仕クラブです。
地区年次大会は、毎年、テーマを決めて、各学校のインターアクトクラブの生徒と顧問の先生、そしてロータリークラブのメンバーが集まって、ワークショップなどを行ったり発表を行ったりする大会で、31回続いている伝統的な行事です。
今年は、俳優であり脚本家でもある南条好輝(なんじょうこうき)さんの講演とワークショップでした。
講演では、「演じるということ」という題で、俳優を目指されたきっかけや、その目標に向けて努力されてきたことなどを熱く語っていただきました。なんと、南条さんは小学校4年生で役者になることを決めて、そのためのタイムスケジュールを自分で組んで努力されたそうです。
私が一番印象に残った言葉は「失敗を恐れる気持ちが失敗を生む。100点を目指さずに肩の力を抜くことが大事だ」という言葉でした。
講演の後、南条さんは引き続きワークショップも主導してくださいました。
呼吸法や発音・発生のトレーニングの後、夕食を挟んで、自己表現のワークショップが行われました。
「私の身に起こった強い体験」というテーマで初対面の人と話すという、大変重たい内容のものでした。
生徒達は、緊張しながらも、少しずつ心を開いて話をしていました。涙を流しながら話す生徒もいました。
2日目、ワークショップの発表が行われました。
生徒達自身による発表です。そこには、ワークショップの時に見せた恐る恐る話す生徒ではなく、しっかりと自分の言葉で話す生徒の姿がありました。
2日間だけの大会でしたが、この大会で生徒達は大きく成長したのではないかと思えました。
私にとっても、大変貴重な経験になりました。